市川博物館友の会 イベント情報

イベント情報

友の会の直近のイベント情報をお知らせします。ご関心のある方は、友の会へ
お問い合わせください。
また、直近の終了したイベントの様子をページの下部に記載してあります。
ご関心のある方はご覧ください。


新型コロナウイルス感染防止に関するお願い(博物館内外活動共通)
◎ 37度以上の方は参加出来ませんので、その場でお帰り頂きます。また、体調のすぐれない方は参加をご遠慮願います。 (当日不参加の方は「友の会携帯番号(090-9231-4383)」に直接ご連絡ください)
◎ 見学会実施中(電車・バス内を含む)は、極力マスクの着用をお願いします。
◎ また見学中は、私語は慎み、ソーシャルディスタンスを心掛けてください。
以上、ご協力宜しくお願いします。

友の会
初級古文書読解講座

全5回

(内 容)
     江戸時代の市川市内村々の様子や村人たちの暮らしぶりについて、村に残された古文書を解読しながら学ぶ、初心者向けの古文書解読講座です。 講座では村に残された多くの古文書から、「崩し字の読みやすさ」「内容」などを考慮して、1回に1〜2点ほど取り上げて、 どのように文字がくずされているかを学びながら、書かれている内容を読み取っていきます。
(日 時)  7月8日 9月9日 11月11日 1月13日 3月9日 
            全て土曜日 時間は各回共通 13:30〜15:30
(場 所)   市川歴史博物館2階講堂
(講 師)   大津早苗先生
            NHK学園通信講座の添削講師・読売文化センター錦糸町で古文書講座講師・市川市史編纂事業で近世文書の解読を担当。
(参加費)    会員300円 一般600円(各回 資料代)
(申し込み) 往復葉書(1人1枚)に、「古文書講座」、氏名(ふりがな)、 住所、会員番号、電話番号、年齢、返信宛先を書き、
   〒272-0837 市川市堀之内2-27-1 市川歴史博物館宛てに、
   6月13日(火)当日必着

(連絡先)   市川博物館友の会 090−9231−4383
    ※急な都合などにより、出席できない日の場合、テキスト送付などによるサポートを考慮したいと思いますので、 是非ご参加ください。

拓本部会 野外採拓 
「流山市 駒木諏訪神社」
令和5月14日(日)9:00〜13:00頃

(内 容) 諏訪神社は、大同2年(807年)の創建と伝わり、 境内約1万坪を有する由緒ある神社です。
石碑は、故北村西望氏(文化勲章受賞)の作品を中心に、大小30余りの石碑が大事に保存されていますので、 各自気に入った石碑を選び採拓して下さい。
(日 時) 
5月14日(日)9:00〜13:00頃
(集合場所)東武野田線 船橋駅改札口9:00集合 
(参加費) 会員700円  一般1,000円(採拓紙・神社謝礼代を含む)
(募集人員 15名 
(持ち物)  採拓道具(初めての方は拓本部会で用意します)・弁当
(その他) 雨天中止
申し込み
往復葉書きに(1人1枚)に「諏訪神社」・住所・氏名(ふりがな)・会員番号・年齢、 電話番号・返信宛先を書き、〒272-0837 市川市堀之内2-27-1 市川歴史博物館宛、 4月25日(火)までに(当日必着)
(連絡先)市川博物館友の会 090−9231−4383

詳細は、市川博物館友の会 090−9231−4383 にお問い合わせください。 皆様の入会をお待ちしております。

民俗部会 見学会
「木下川薬師道と逆井道を歩く」
令和5年6月11日(日)9:00〜12:00(予定)

(内 容)   江戸時代、葛飾区を南北に流れる中川の両岸には木下川薬師道(きねがわやくしみち)と逆井道(さかさいみち)の 二筋の道が通っていました。木下川薬師道は、木下川薬師浄光寺への参詣道のことで、 本奥戸橋西詰の子育地蔵尊のところから中川西岸を下り木下川薬師浄光寺へ至る道筋でした。 一方の逆井道は、奥戸の渡し場を起点にして中川東岸を下り平井聖天燈明寺の門前を通って逆井の渡し場へ至る道筋でした。 見学会では、二つの古道沿いに点在する寺社や石造物を訪ねます。
(コース)京成八幡駅乗車→京成立石駅下車…奥戸の渡し場跡…鬼塚…大六天神社…馬頭地蔵尊…三谷稲荷神社… 上平井天祖神社…上品寺…木下川薬師浄光寺…佐野家石造五輪塔…本奥戸橋西詰解散(歩行距離約7q)
(定 員) 40名(応募者多数の場合は抽選)
(集合場所) 京成八幡駅改札口内側 8:30集合(切符購入の方は京成立石駅まで)
(参加費) 友の会会員300円、一般600円 (資料代)
(持ち物) 筆記用具、飲み物、マスク
(その他) 
      ・雨天中止
申し込み
往復葉書きに(1人1枚)に「木下川」・住所・氏名(ふりがな)・会員番号・年齢、 電話番号・返信宛先を書き、〒272-0837 市川市堀之内2-27-1 市川歴史博物館宛、 4月25日(火)までに(当日必着)
(連絡先)市川博物館友の会 090−9231−4383

詳細は、市川博物館友の会 090−9231−4383 にお問い合わせください。 皆様の入会をお待ちしております。

友の会 第49回総会・講演会
令和5年4月16日(日)実施

   出席者33名
   4月16日の日曜日、歴史博物館二階講堂にて「第49回市川博物館友の会総会」が開催されました。 定刻の午後1時半より開始され、会長の挨拶の中で昨年度役員を担っていただいた2名と会員1名の御三方が 亡くなられことに対して哀悼の意が表明されました。
   総会議長には、会長が選出され総会は成立しました。Y副会長が体調不良のため出席を見合わせた ことから、K副会長が代わりに令和4年度行事報告を行い、つづいて会計より会計決算報告、会計監査による会計監査報告が行われ、 承認されました。つづいて令和5年度行事計画案、会計予算案が提案されて承認されたのにつづき、令和5年度役員が選出発表されました。 K副会長よりY副会長の退任挨拶が代読され、長年の功績に対して出席された会員より拍手が寄せられました。 なおYさんは今後も相談役として引き続き活躍していただくことになっています。
    休憩をはさみ、市川考古博物館学芸員の領塚正浩先生による『市川市にある国指定史跡とその活用状況』について、 講演していただきました。市川市には縄文時代の堀之内貝塚、曽谷貝塚、姥山貝塚と下総国分尼寺跡、 下総国分寺跡附北下瓦窯跡の5箇所が国指定の史跡になっていることから、千葉県内でも特筆すべき歴史ある地であることが述べられました。 とくに縄文時代の貝塚の分布密度が高いことと、利根川の下流であった江戸川と東京湾を望む国府台に国庁が置かれ、 国分寺と尼寺が建立されたことから極めて重要な要所だったことを示しているそうです。ただ残念なのは、 この重要な5史跡がまだ一般市民に広く認識されていないことから、その活用方法が今後の課題であるそうです。 講演会は16時直前まで熱心に行われ参加者一同の拍手で締めくくりました。

歴史部会 見学会
「小机城址を訪ねる」
令和5年3月21日(火・祝日)実施

    参加者42名(内、会員36名)
    桜の花が満開に近い暖かい日、午前8時に市川駅を出発して、9時40分にJR横浜線小机駅に到着した。 小机駅のホームから西を望めば、こんもり茂る森の丘が目指す小机城である。友の会会長の開会挨拶に続き、 歴史部会の担当者が、小机城址見学のポイントを解説した。
    歩くこと約15分、城への登城口に入る。登城の坂道を登りきれば土塁の上、下を見れば深い堀。 戦国時代の荒々しい城址に来た実感がひしひしと迫る。山城の縄張りのパーツである、虎口(こぐち:城の入り口)、 角馬出し(入口防御の仕組み)、食い違いの土橋(クランク状の道)、空堀(からぼり)などを見る。 本丸と言われている西の廓(くるわ)に入れば、そこには広々とした少年野球場。この城址は横浜市の公園でもある。 郭の端の方に近づけば、その先は深い堀が口をあけ、目もくらむ深さ。続いて、つなぎ郭、東の郭と廻る。 つなぎ郭は、電話の受話器の形をしている。なぜか? もともとは広い台地の削平地だったが、戦いが激しくなるに従い、 これを三分割しそれぞれの郭の間に深い堀を作ったものと言う。
    これらの郭群を全体的にぐるりと囲む長大な空堀があり、急坂を恐る恐る降りて堀底に立つ。昼なお暗い溝の中、 見上げれば矢玉の嵐が上から降ってくるような背筋が寒くなる気分である。かくて、中世の古城址の構造をつぶさに見学した。 東の郭のベンチとテーブルで小休止をとり、見学の皆様のご意見・ご質問を受け、なお小机城の歴史について資料を元に解説があった。 次いで、地区センターで小机城址の関連の展示資料を見学。小机城主・笠原氏が創建した寺・雲松院を訪ね、 笠原氏代々の墓石を見学した。12時40分ごろ、いっぱいの歴史興味を満喫し、快い疲労とともに解散した。
    アンケートによると、9割以上の参加者が<満足>と回答され、「山城の見学は楽しい」「堀の深さに驚いた」 「普段行けない所に行けて良かった」などの回答があった。ご批判の回答も含め、今後の城跡見学の企画の参考にしたいと思います。

考古部会
「岩宿博物館にて石器づくり体験学習」
令和5年3月19日(日)実施

   参加者10名
    当日は穏やかな日和で東武浅草駅から特急に乗りましたが、車窓には富士山と見間違う浅間山がまだ白く聳えていました。 参加者は特急列車内でそれぞれくつろぎ、赤城駅で予約した大型タクシーで岩宿博物館に到着しました。 相沢忠洋氏が1949年に関東ローム層の切通しから槍先形石器(黒曜石製の尖頭器)を発見したB地点にて、 博物館の学芸員が日本列島に旧石器時代が存在した事実について、見学者用ドーム内で詳しく解説してくれました。 岩宿博物館では名誉館長の相沢千恵子夫人が、相沢氏の日常の研究ぶりについて、発見した「槍先形石器」を前にして説明してくださりました。
    午後からはふれあい学習館で、岩宿博物館友の会・石器作りサークルの方から指導、手ほどきを受けて、 白滝産黒曜石を原材料にした石器づくりを行いました。参加者一人ひとりにマンツーマン指導していただき、 なんとか石器づくりを体験することができました。
    アンケート結果は岩宿遺跡や岩宿博物館での学芸員の先生及び相沢千恵子名誉館長の説明が丁寧で分かりやすかったとの評価。 石器づくりは、初体験ながらとにかく楽しくできたのが良かったと評価されました。

拓本部会
「表装」
11/27,12/25,1/29,2/19,3/5の各日曜日に実施

    表装の工程である裏打ちから軸装までを5回にわたり学び、採拓作品などを掛け軸にして鑑賞できる作業を行いました。 初心者の方も1名おられましたが、ベテランの方のアドバイスで順調に作業を行っておりました。
   例年であれば、午前・午後の作業で軸装までを完成させる事が出来ましたが、一昨年からの感染症予防の為、 活動が午前又は午後のみの作業となりました。例年は昼食時に質問や進捗状況の確認、ベテランからのアドバイスを受け、 和やかな雰囲気でしたが、その機会が失われて残念です。
   今年度も作業の進捗に差が出来てしまいました。完成された方がいる一方で、 完成までにさらに作業を必要とされる方もおられ、今後に課題を残しました。

考古部会 見学会
「黒浜貝塚」
令和5年2月26日(日)曜日に実施

参加者19人(内会員18人)
   当日は宇都宮線内での人身事故に巻き込まれてしまい、急遽京浜東北線で大宮まで行き、 大宮から折り返しの宇都宮線でJR蓮田駅に到着。バスで黒浜貝塚の文化財展示館には、20分遅れで到着すると、 蓮田市役所文化財保護担当の小林さん及びボランティアガイド6名の方々が出迎えてくれました。 電車遅延のことは知らなかったらしく早速、黒浜貝塚見学グループと展示館見学グループに分かれて見学を開始しましたが、 当日は北風が冷たく吹いていました。
    ボランティアガイドは学芸員並みの知識を有し、理路整然と展示物及び貝塚の案内説明を行い、または質問にも答えてくれました。 またガイドが一方的に説明するのではなく、参加者に質問を発し、回答を求めるなど創意工夫に満ちた見学会でした。 黒浜貝塚の名称由来は浜辺に砂鉄が多く含まれていたことから、黒浜と言われ、現在まで地名として残されてきたとのこと。 また「たたら製鉄場跡」が、市役所建設時に見つかったことから、平将門が関東を支配するに当たって 武具調達用にこの地の砂鉄で製鉄を行っていたのではないかとの説明に参加者一同、非常に興味を抱いたようです。
    アンケート結果では、関東平野のこの地まで海があったことや、VRやARなどの仮想・拡張現実の  画像がタブレットなどで、縄文時代の黒浜貝塚の生業や漁業の様子を見ることができたこと。さらにボ  ランティアガイドの説明が丁寧で分かりやすいとの評価が圧倒的に多く記されていました。

歴史部会バス見学会
「鉢形城跡と杉山城跡を訪ねる」
令和5年2月23日(木・祝)実施

参加者48名(内、会員42名、当日入会者3名を含む)   
   新型コロナ感染防止のため、過去2回延期された当該バス見学会が4年ぶりに催行されました。 歴史部会開催バス見学会としては、 令和元年2月開催の「八王子城跡・滝山城跡を訪ねる」企画以来の後北条氏城跡巡りとなりました。
    大型バスは8時前に市川公民館前を出発し、東京外環自動車道から関越自動車道に入り、車内では配付資料の解説が行われました。 事故渋滞が分かっていましたので途中休憩PAを変更し、当初予定時刻に嵐山・小川ICを降りることができ、 嵐山町の続日本100名城である杉山城跡に向かいました。ボランティアガイド4名が待機しているところにバスが到着し、 最初の城巡りが2班に分かれて始まりました。杉山城は築城に関する謎が多い標高95mの典型的な山城ですが、 横堀や横矢、馬出、土橋、土塁、虎口などが良好な状態で残っていました。
    杉山城跡を出発した後、バスは鎌倉街道を走り寄居町の鉢形城公園の駐車場に入りました。 そこの大型休憩施設で各自自前の昼食を摂りました。その後鉢形城ボランティアガイド3名と合流し、集合写真を撮影した後、 短時間見学班を含めた3班に分かれての見学となりました。鉢形城跡は埼玉県内城館跡では初めての国指定史跡で24万uの面積があり、 日本100名城の北条氏邦居城跡を歴史館を含めて、しっかり見学することができました。そして予定時間通り帰途につき、三芳PAで30分休憩時間を取り、 予定より早い17時過ぎに市川に着きました。
    アンケートによると、9割近くの参加者の方が満足と回答され、「城跡見学は楽しい」「築城の見事さに感心した」 「普段行けない所に行けて良かった」など、城跡見学の人気を再認識させていただきました。

民族部会 見学会
「日枝神社 大杉祭」
2月11日(土・祝)実施

参加者24名(内、会員18名)
    2月11日、京成バス停「国分」に10時半集合、日枝神社へ向かいました。神官・総代の皆様が大杉社前にて、 祝詞奏上・礼拝の儀式に参加出来ました。その後、櫻庭会長より挨拶を頂き、以後は「こんこん様(腹切さま)」〜 「国分寺」〜国分五丁目と国分四丁目の「庚申祠」〜「国分尼寺跡公園」「馬頭観音」〜「北下遺跡瓦窯跡」と廻りました。
    国分寺では、市内でも珍しい三面の馬頭観音と発掘調査で判明した下総国分僧寺の七重塔・金堂・講堂・ 僧坊・大衆院跡等の位置関係を確認、国分尼寺跡公園にても、発掘調査で判明した資料を基に各建物の位置関係を確認した後、 馬頭観音(9基)を見学、その後バス停「国分」近くの北下遺跡瓦窯跡発掘調査概報を基に、登窯跡を確認しました。
    朝方の気温は少し低めでしたが、風も弱く穏やかな晴天のもとでゆっくりと廻る事ができました。 アンケートの結果の回収率は88%で、76%の方から「満足」とのご意見を頂き、殊に市内でも、 知らなかった色々な行事・遺跡等を知る事が出来て良かったとの回答を多く頂きました。


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